人工透析のクリニックで働いていました


新人で人工透析のクリニックに配属になり3年程勤務しました。
ベッド数は20床くらいだったので、すぐに患者さんの顔と名前を覚えられ、コミュニケーションがやりがいに繋がりました。
関わっていくほどに家庭の話や昔のこと、テレビの話だったり、たわいのない会話も増えてお話しが楽しかったものです。
その分、穿刺を失敗して患者さんから怒られた時には、狭い空間なので顔を合わせないわけにもいかず、気まずい思いもしました。
慢性期の患者さんばかりだったので、入れ替わりは少なく長い期間関わっていくので信頼関係が重要になってきます。
長く勤めている先輩が患者さんと喧嘩をしている場面もあったりして、コミュニケーションが密な分、難しい患者さんと関わっていくのは大変かもしれません。
主に会話をするのは来院時、穿刺前後や定時のバイタルチェック、回診、返血時などでした。
穿刺中は集中しているのであんまりお話はしませんでしたが、ベテランの先輩がたは談笑しながらあっさり穿刺していてすごいなぁと日々感心していました。会話していた方が患者さんも気が紛れて良いんでしょうが、経験が少ないとなかなかそうもいきませんでした。
回診は先生と二人で回りました。特に変わりが無ければ一言二言で終わりました。先生と患者さんの会話はその程度で、主に関わっているのは看護師と臨床工学技士でした。
返血は5分程度かかるので、その間患者さんとお話ししながらやってました。話に夢中になってしまって途中で薬を入れなければいけないに忘れてしまって迷惑をかけたことも何度かありました。その場合は別途注射で投与することになり、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
穿刺ミスや薬の入れ忘れ、除水計算間違いなどミスは多々ありましたが、比較的優しい患者さんが多かったので大きなトラブルなく勤務できました。
もちろんベテランの先輩方の指導や支えのおかげでもあります。職種間で仲が良く連携が取れていたので働きやすかったです。

 

患者さんの中にはスタッフもいました。透析患者でありながら臨床工学技士として働いてらっしゃいました。患者さんの気持ちがよくわかるので、患者さんからはすごく信頼されていました。こういう方がいると患者さんにとっても職員にとってもプラスになると思います。
体力的には少しキツイようで、休憩時間にはベッドに横になられていましたが。

透析のクリニックは元気になって退院していくということがまずなかったので、看護によって患者さんが回復していくやりがいはあまり感じられませんが、長く関わっていく中でよくなったり悪くなったりする時に支えていくことがやりがいかなと思います。


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